この記事でわかること
「髪質改善」というメニューは、登場から5〜6年の間に大きく進化してきました。当初は230度もの高温で脱水する「酸熱トリートメント」として広まりましたが、natureでは繰り返しによるダメージリスクを考慮し、当時は採用しませんでした。その後、180度の熱で施術できるレブリン酸を使った髪質改善を導入し、現在は「トステア」という成分が主役として使われています。この記事では、髪質改善がどのように進化してきたのか、natureがどのような基準で成分を選んでいるのかを解説します。
■ 髪質改善とは何か。酸熱トリートメントとの違い
髪質改善とは、酸や熱の作用を利用して、髪の質感や扱いやすさを整えるトリートメント技術の総称です。最初に登場したのが「酸熱トリートメント」で、名前の通り酸と熱を組み合わせた施術でした。
当時の酸熱トリートメントは、230度という高温で髪を脱水するという内容でした。SNS上ではツヤの良さが話題になり、バズっていた時期もありましたが、natureでは当時この施術を採用しませんでした。理由は、繰り返し施術することで毛先にダメージが蓄積するリスクを感じたためです。知識がある担当者が使えば安全でも、誰にでも扱いやすい技術とは言えない状態でした。
■ natureが最初に導入した髪質改善「レブリン酸」
natureが最初に導入したのは、レブリン酸という成分を使った髪質改善です。従来の230度に対し、180度の熱で施術できる点が特長で、繰り返し施術してもダメージが出にくく、弾力とツヤが生まれやすいという結果が得られました。
■ 髪質改善の成分はどう進化してきたのか
その後、髪質改善に使われる成分は、次のように進化してきました。
- レブリン酸をより髪にしっかり定着させる、炭酸プロピレンや炭酸エチレンなどの吸着系成分の登場
- ファイバーハンスなど、レブリン酸を支える補助成分の登場
- 主役の成分1つに頼る形から、複数の成分が役割分担するチーム構成へ
現在の主役として使われているのが「トステア」という成分です。髪との結合数が多く、仕上がりが硬くなりにくいという特長があり、弾力がありながら柔らかい質感に整えやすいのが魅力です。あわせてクレアチンなど、質感をさらに底上げする補助成分も登場しています。
■ テスト導入中の「クイックトリートメント」
現在natureでは、来店から施術・お帰りまで30分程度で完了する「クイックトリートメント」もテストしています。これも髪質改善の技術を応用したメニューで、短時間でも仕上がりの変化を実感しやすいよう調整を進めています。
■ 天然樹脂「セラック」による外部からのアプローチ
髪質改善が髪の内部からのアプローチであるのに対し、natureでは天然樹脂由来の「セラック」という素材もテスト導入しています。これは髪の外側をコーティングするタイプの素材で、特に5月以降強くなる紫外線ダメージへの対策として注目しています。
このテストは、サロントリートメント・ホームケアの両方をしっかり行っている方に限定して実施しています。すでにケアが行き届いている方でどれだけ変化を実感できるかを見極めたいという理由からです。テストは終盤に差し掛かっており、手触りやツヤの持続について、良い結果が得られています。
■ natureが素材にこだわる理由
natureは、カラーやカット、パーマなど幅広いメニューを提供するサロンですが、その中でも「素材を一番に大事にするサロン」でありたいと考えています。技術や成分は日々進化しています。信頼できるメーカーとの関係を大切にしながら、今後も髪質改善や新しい素材の情報をお伝えしていきます。
よくある質問
Q. 酸熱トリートメントと髪質改善は同じものですか?
A. 酸熱トリートメントは髪質改善の初期に使われていた技術の一つです。現在は成分や温度設定が進化し、より負担の少ない方法に置き換わってきています。
Q. 髪質改善は何度も繰り返して大丈夫ですか?
A. natureで導入している180度の施術方法は、繰り返してもダメージが出にくいとされる成分を採用しています。ただし髪の状態は人それぞれのため、担当スタイリストにご相談ください。
Q. セラックはどんな方が対象ですか?
A. 現在はテスト段階のため、サロントリートメントとホームケアの両方をしっかり行っている方を対象にご案内しています。
nature(ナチュレ)
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