この記事でわかること:美容室でのケアだけでは足りない理由、カラー施術後5日間のホームケアが重要な理由、本質的に髪と頭皮を変えるための具体的な始め方を解説します。
サロンでケアできるのは年間わずか12日間
月1回サロンに通い、丁寧なケアを受けていたとしても、美容師が髪と頭皮をケアできる日数は年間およそ12日間です。
1年は365日あります。残りの353日間、つまり圧倒的に多くの日数は、自宅でのケア「ホームケア」に委ねられています。サロンケアがどれだけ優れていても、この353日間の過ごし方によって、髪と頭皮の状態は大きく変わってきます。
カラー後5日間のケアが重要な理由
natureでは、カラー施術の際に前処理・中間処理・後処理を徹底しています。しかし、メーカーの見解でも、施術直後に残留成分を100%取り切ることはできないとされています。
理由:カラー剤による残留成分をその場で完全に除去してしまうと、髪や頭皮への負担が大きくなりすぎるためです。ヘアカラーをすると髪は一時的にアルカリ性に傾きますが、施術後も微量のアルカリ成分が髪の内部に残っていると言われています。
こうした微細な残留物を、時間をかけてゆっくり取り除いていくのが、プロフェッショナル仕様のシャンプー・トリートメントの役割です。
特にカラー施術後5日間は、この残留成分の影響を受けやすい期間とされています。この期間を高濃度な栄養成分の入ったカラーケア用シャンプー・トリートメントで過ごすかどうかで、カラーの色持ちや頭皮・髪の状態に差が出てきます。
1回では変化を感じにくいが、継続で大きな差になる
ホームケアを1回行っただけで、劇的な変化を感じることはほとんどありません。
しかし、ヘアカラーは継続して楽しむ方が多いメニューです。20代からカラーを始めた場合、当時は大きな変化を感じなくても、40代になったときに「同じ40代なのに、髪の太さ・ボリューム・頭皮の状態が違う」という差が出てくることがあります。この差は50代・60代になるにつれてさらに広がっていきます。
顔には気を使うのに、髪と頭皮は後回しになりがち
多くの方が、顔には時間とお金をかけてスキンケアをしています。しかし、顔に刺激の強い薬剤を塗ることは基本的にありません。
一方、髪と頭皮はヘアカラーという薬剤を定期的に使用しています。顔と同じレベルとまではいかなくても、同じように意識してケアすることが、将来の髪と頭皮の状態に大きく影響します。
本質的に変えたいなら、まずシャンプーから
「早く実感が欲しい」という方と、「本質的に髪と頭皮を変えたい」という方では、始めるべきケアが異なります。
- 即効性の実感が欲しい方:アウトバストリートメントがおすすめです。乾かす前につけることで、その場でコーティングされ手触りが良くなります。ただし、シャンプーのたびに効果は落ちていきます。
- 本質的に髪と頭皮を変えたい方:まずシャンプー剤を、自分の頭皮に合ったものに変えることが第一歩です。シャンプーを変えることで、その後に使うトリートメントやアウトバストリートメントの効果もより発揮されやすくなります。
本気で髪と頭皮を変えたい方は、シャンプーからの見直しが唯一の入り口です。
よくある質問
Q. カラー後5日間、何に気をつければいいですか?
A. 高濃度な栄養成分が入ったカラーケア用のシャンプー・トリートメントを使うことをおすすめします。natureで取り扱っているプロフェッショナル仕様の製品についてもご相談いただけます。
Q. アウトバストリートメントだけでも効果はありますか?
A. 一時的な手触りの改善には効果があります。ただし、根本的な変化を求める場合は、まずシャンプー剤の見直しから始めることをおすすめします。
Q. ホームケアはどのくらいで効果を感じられますか?
A. 1回で大きな変化を感じることは少ないですが、継続することで数年単位での差につながります。特にカラーを長く楽しむ方ほど、ホームケアの有無による違いが出てきます。
Q. 市販のシャンプーとサロン専売品、何が違いますか?
A. サロン専売品は頭皮や髪質に合わせた処方になっていることが多く、価格は市販品より高くなる場合がありますが、その分継続した際の効果に違いが出やすいとされています。
サロンでのケアとホームケア、両方を積み重ねることが、5年後・10年後の髪と頭皮の状態をつくります。ご自身に合ったホームケア用品について、ぜひスタッフにご相談ください。
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