この記事でわかること:寝癖がつく原因、正しい寝癖の直し方の手順、スタイリング前に気をつけるべきポイントを解説します。
寝癖はなぜつくのか?原因は「寝汗」
朝起きたときについてしまう寝癖は、寝ている間の無意識の動きによって、髪が一定の形に固定されることで起こります。
この寝癖のつきやすさに大きく関係しているのが「寝汗」です。
汗は水分です。この水分が髪の内部にある水素結合を切ることで、髪が変形しやすい状態になります。寝汗によって髪がベタベタになるほどではなくても、髪が「少し濡れている状態」に近づくため、寝ている間の圧力や摩擦で形が固定されやすくなります。
逆に、寝癖を直すときに水で髪を濡らすのも、同じ水素結合の仕組みを利用しています。水分を使って一度結合をゆるめ、髪の形を整え直しているのです。
寝癖の正しい直し方:根元を濡らすことがポイント
寝癖を直すときによくある失敗が「毛先だけを濡らす」ことです。
理由:髪の形は根元がつくっています。毛先だけを濡らしても、根元の癖がそのまま残ってしまうため、寝癖はなかなか治りません。
正しい手順は以下の3ステップです。
- 霧吹きで根元・地肌付近を濡らす:毛先ではなく、根元にしっかりと水分を含ませます
- 根元から毛先に向かってくしで溶かす:水分が根元から毛先へ移動し、髪全体が均等に濡れます
- ドライヤーで乾かす:均等に薄く濡れた状態のため、乾く時間も短縮できます
根元をしっかり濡らすことで、髪全体が均等に濡れた状態になり、寝癖が取れやすくなるだけでなく、乾かす時間も短くなります。
スタイリング前は一度リセットする
見た目には寝癖がついていないように見えても、スタイリング剤をつけた瞬間に隠れていた寝癖が目立ってしまうことがあります。
理由:スタイリング剤は、乾いた髪の形をそのまま固定して表現するものです。目に見えない小さな癖も、そのまま固定されてしまいます。
スタイリング剤をつける前に、根元を軽く水で濡らしてリセットする一手間を加えることで、こうした「見えない寝癖」を防ぐことができます。特に髪の根元にボリュームやクセが出やすい方は、この一手間が仕上がりを大きく左右します。
まとめ:寝癖直しは根元から
寝癖を早く綺麗に直すためのポイントは以下の3つです。
- 寝癖の原因は寝汗による水分バランスの変化
- 直すときは毛先ではなく根元を濡らすことが重要
- スタイリング前も一度根元をリセットする
この方法を知っているだけで、毎朝の身支度の時間を短縮でき、通勤・通学前の忙しい朝も快適に過ごせます。
よくある質問
Q. 毛先だけ濡らしても寝癖は直りませんか?
A. 毛先だけを濡らしても、根元の癖が残っているため寝癖は取れにくくなります。根元から濡らすことが重要です。
Q. 寝汗で寝癖がひどくなるのはなぜですか?
A. 汗の水分が髪内部の水素結合を切ることで、髪が変形しやすい状態になるためです。
Q. スタイリング剤をつける前に濡らす必要はありますか?
A. 見た目に寝癖がなくても、スタイリング剤で隠れていた癖が固定されてしまうことがあります。根元を一度濡らしてリセットすることをおすすめします。
Q. くせ毛でも同じ方法で直りますか?
A. 基本的な考え方は同じですが、くせ毛の強さや髪質によって扱い方が変わります。担当スタイリストにご相談いただくと、ご自身の髪質に合った方法をご提案できます。
朝のちょっとしたひと手間で、寝癖の悩みは大きく変わります。髪質やスタイリングの相談は、ぜひnatureのスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
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